ASRock ALiveNF5-VSTAチップセット冷却
ASRock ALiveNF5-VSTAの搭載チップセットnForce520(MCP56S) はそこそこ熱を持つ…といいたい所だが はっきり言って かなりの発熱 である。 同世代のnForce590/570といったチップセットはヒートパイプをもってしても 冷却しきれない代物である。冬であってもファンレスだと 簡単に50-60℃を超える…耐熱性の高さで助かっている。 このマザーボードも、通常のファンレスヒートシンクでは50℃後半と なるのでAINEX CB-3845BLという5000rpmのファン付き ヒートシンクに交換している。 ただ夏になったせいもあり、室温の向上とともにチップセット温度も 上がり、ファンの風力不足を疑うほどヒートシンクが熱くなっていた。 この為、新しくファンを交換してみる事にした。 (最初はThermalright HR-05シリーズも考えたが、取付けに不安があった) 選んだのは、 T&T 4020H12S(4cm角、2cm厚、6000rpm) だ。 AINEX CB-3845BLの付属ファンは(4cm角、1cm厚、5000rpm) で風量は多少なりとも増える目算だった。 ただ、実際取り付けようとすると 固定具が全くヒートシンクに合わない のだった。元々汎用ファンなのでケースに固定するのを目的と していたのだろう。 これについては幸い手元にあった AINEX SCM-02 が流用できた。 流石に音が気になるので、ファンコントローラで回転数を抑えているが、 確実に冷却能力は上がり、 室温27℃でも58℃から48℃ まで 温度が下がった 。 何とかファン交換で発熱を改善できて良かった。プッシュピンを抜いて チップセットヒートシンク交換は非常に面倒だし、このチップセットは コアがむき出しなのでコア欠けも恐ろしいのだ。