精神科に入院

心療内科の医師が推薦してくれた、精神科にて診察を受けた
あと、「すぐ入院させること」という話になった。


精神科の病棟といっても、通常の病院の病棟と大差無い。
パッと見てすぐ分かる違いというと、窓がほんの少ししか開かない
基本的に鍵がついていない。階段やエレベータの使用は看護師の持つ
専用のキーが必要といった所。

なんとなく理解できるのは鏡や刃物は一切持ち込みが出来ない事。
爪切りやヒゲソリも基本不可。ゲーム、携帯・スマホもナースステーション
預かり。食事はナースステーション近くのスペースに固定。テレビもそこ
だけとなる。
この辺りは徹底して危険を排除する以上仕方ない。



ただ、退屈さを感じる前に悩まされたのは飲むよう言われた
薬である。眠気とふらつきはかなり深刻で暫くは殆ど眠っていた。
今までは不眠だったので、最初は少し感動したが…。

口内の渇き、ろれつが回らない、きつい便秘
足がムズムズするといった副作用も、この後暫く悩まされる
事になる。


閉鎖病棟にも2週間いたが、基本的に普通の人だらけで危険を
感じるようなことは無かった。ただ認識力が落ちているのか自分の物と
他人の物が区別できず、自分の物として持ち帰る(盗むというべきか)
とか不満があると、喚く人がいた。
閉鎖病棟にずっといる人は少ないようだが、治癒が思わしくない
場合は未だ院外に出る事すら出来ない。新しい薬はいろいろ
出てきているという事だが、それで治る人ばかりでは無い訳だ。

入院期限の2ヶ月は解放病棟に移った。
こちらになると、もはや普通の人にしか見えない。患者さんに
よっては仕事に病棟から出かけ、終わると帰ってくる人もいる。
1週間や2週間しかいない人もおり、人はどんどん入れ替わっていた。
既に昔のような長期入院は殆どないのである。



何事もなくその後退院したが、実社会に戻るまでには今しばらくの
時間を要することになる。

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