初めの一歩

アルバイトとはいえ、今までまともに働いた経験は無いわけで
体力、コミュニケーションは、付け焼刃ではどうしようも無いのを痛感した。
始める前に毎日一時間ウォーキングを、半年は続けていたが
それでも初めは、帰ると倒れこむように眠っていた。


トレーニングや対話練習が意味がない訳ではない。
それがあったとしても、実際の現場では緊張もしているし、同僚と
会話するのも負担になる、という事。
出来る限りシフト制のバイトを選び、最初は週3日あたりで徐々に
5日へと増やすのが、良いと思う。それを許す企業も少ないかも
しれないが、体力に自信が持てるまで半年はかかった。

仕事経験が少ない、未経験の仕事、治療のため薬も飲んでいる
それを踏まえて、焦りがあってもゆっくりやるのが一番。


現実として、メンタルを病んだ人はどうしても体調に波がある。
休むことは無くても仕事のパフォーマンスが落ちる事は良くあることで
体調が悪いのを我慢すれば、最悪再入院もある。それでは
また寛解状態へ戻すために時間がかかってしまうし、一旦築いた
職場での信頼を失う事にも繋がる。



私の幸運だった所は、両親が協力的で、同居しており
職場も障害者の特性を理解は出来なくても、容認して
シフト構成したり、仕事の割振りをするという、余計な
ストレスを感じないで、仕事を覚える事・なれる事に専念できた事
だと思う。
始めて一年間以上勤めたのもこのおかげと思う。
社会人になって初めて達成感を覚えた瞬間だった。

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