引きこもりはじめて半年

両親と会話が殆ど無かったのは、いつからだったか。
新卒で仕事をはじめ、すぐ辞めてからは全く無くなった。

定期的に、父親や母親に仕事を探さない事や生活習慣の
改善について言われる事はあった。


「どうして仕事を辞めてしまったんだ」
「働くのは当たり前の事で、簡単にやめるのは間違いだ」
「今働かないと、後で後悔する」
「家の恥だ」
内容は変わらないものの、ごく普通の指摘だ。


しかしどうしても、人の目や声、その存在まで恐れる
ようになってから積極的に仕事を探すどころか
外出も厳しくなってきていた。


年末、偶々見つけたアルバイトを始める事にする。
両親に日々言われているからというのもあるが、
「このままではダメになる」という意識が強かった。

久々に外の人との接点が出来たが、対人面でストレスを
大きく抱えている状態では厳しいものがあった。
挨拶が出来ず、まともに目を合わせられない、常にビクビクして
まともに言葉をしゃべる事すらできない。仕事が手につかない。
ミスするたびに怒られ、次第に暴言に変わっていった。
自信を完全に喪失したあとは、逃げ出すように辞めた。

わずか3週間である。それでも大きい出来事だった。
母親は心療内科の診察を薦めてきた。この頃の自分の姿は
覚えていない。ただ、抵抗のあるメンタルヘルスの病院の
診察を薦める程度には、危機感を覚えるものだったのだろう。

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